トヨタモビリティパーツ株式会社様

エリアマネージャー塾、インストラクション塾(旧インストラクター塾)
店長塾にご参加いただいています

トヨタモビリティパーツ株式会社 茨城支社

執行職 トヨタ式改善推進室 室長 石井秀幸様
トヨタモビリティパーツ様の事業内容と石井様の役割について
 弊社セミナー参加に当たっての(受講される皆様の)課題
 弊社セミナーを受講されたご感想(ご自身・陪席時)
 弊社セミナー受講後に変化したこと(ご自身・受講されたGマネージャー様)
 今後、弊社(セミナー)に期待すること

トヨタモビリティパーツ様の事業内容と石井様の役割について

――まずはじめに、御社(トヨタモビリティパーツ株式会社)の事業内容を教えてください。

(石井)
事業内容は大きく二つあります。私たちはトヨタモビリティパーツということで、一つは部品販売を行っています。トヨタには「ジャストインタイム」という方式・考え方があり、それに沿うと、故障した場合や車検の時など必要な時に、トヨタ車をご利用のお客様が安全安心に乗れるよう、すぐに使えるように必要な部品をしっかりと配送供給する。これは使命です。二つ目は、多様化するお客様のニーズをとらえて新たな価値を創造提供するマーケティングです。昔は私をはじめ部品の販売会社という観点がありましたが、ここ数年はそれを使う整備工場様や販売店様、エンドユーザー様などのお客様が、何を求めているのかニーズを聞き、それに対して商品を「売る」というよりは「コトを提案・提供」しています。この「物流」と「マーケティング」が大きな事業内容となっています。

――その中で石井さんは、どのような役割を担っているのですか?

(石井)
現在、三つの役割がありまして、一つ目は、従業員が働きやすい環境をつくること。環境といいましても設備投資だけでなく、現場をまわってスタッフが困っていることなどを聞いて、対策をすぐにその場で決めたりアドバイスをしたりなど。そのために私自身も常に他の支社、御社や異業種の方々との人脈をつくり、その改善やお客様のニーズへの対応などに役立つよう動いています。
二つ目は、トヨタ式カイゼンという改善推進室の室長という役割を担っています。トヨタの考え方や改善方法などのノウハウによってお客様や社内の問題・課題を解決する。またはその解決の仕方を基盤として、それらの事例を全国の支社へ発信していく。つまり、トヨタ式を推進していく、推進隊長とでもいいましょうか(笑)。
三つ目は、その二つを通じてのこれから先の未来への人材づくりです。
将来的にみんなが働きやすく、次世代へ繋がる人材をつくっていくことが役割だと思っております。

弊社セミナー参加に当たっての課題とご自身が受講した感想

――御社には、店長塾をはじめ、インストラクター塾、エリアマネージャー塾にもすべてご参加頂き、対面はもちろん、オンラインセミナーも体験して頂いているのですが、今回はエリアマネージャー塾についてお伺いしたいと思います。エリアマネージャー塾には、石井さんご自身にもご参加頂いていますし、その後は受講者を送り出すお立場でもあります。この塾への参加前、ご自身や受講者のお悩みや課題は、どんなものがありましたか?

(石井)
そもそも私たちは入社した時に、「部品を出す」、「品番を調べる」、営業ですと「物を売る」という、先輩から教わったことがいわゆる「作業」だったのです。近年、お客様への課題解決の時などで特に感じるのですが、本来の仕事の進め方を今まで教えられていなかったと痛感したんですね。仕事をどうやって進めていくのかがわからなかったと私自身もそう感じていましたので、当然、部下にどう仕事をしていくのかを教えていなかった。そこが大きな課題の一つでした。
また、その為に、仕事を通じて人を育てるという風土や習慣がないということが課題になります。
例えば、倉庫のスタッフには物を出すやり方などを教えるのですが、そのスタッフが総務に異動した時、極論を言ってしまうと何もできない。「作業」は教えられているのですが、仕事に対する進め方や考え方を教えていないので、当然できないですよね。そういった意味で、人を育てるということが、弊社にとって課題だなと思っていました


――実際にエリアマネージャー塾へ参加されて、石井さんはどう感じられましたか?

(石井)
エリアマネージャー塾は実務をテーマに取り上げた実践研修でした。以前にワンスアラウンド鈴木社長による「PDCA」の講義を受けたことがありました。ワンスアラウンドのPDCAは独特です(笑)。「Pは、突破口だ」など、他の書籍には書かれていない切り口で、それが源泉だと思うのですが、実務的な題材でアクションプランシートによる結果目標、行動目標、具体的な実行項目について、実務に絡めて一年間に渡って実際に実行していく。それがこの塾の特徴でもあり、「仕事の進め方がわからない、教えられていない」という課題に対して、学んだことを自分でアウトプットし、ダメだったら講師に相談してまたやってみるということが出来るのがとても良かったです。

――「人を育成する」という課題にとってはどうでしたか?

(石井)
研修スタイル自体が「人材育成」を教えてくれたと思っています。研修中、1チーム4、5人でのワークやディスカッションが多く、一つのテーマについて話し合う際にはチーム内での役割がありました。自分の考えを話す、相手の意見を聞く、そして議論し、結果に対しての合意形成を行い、チームとしての意見を決める。これは普段の仕事では、日常茶飯事、必要なことです。決めるミーティングができるようになる、それを通じて人材育成にも繋がる、そういうやり方がマネージャーとしての仕事にも活用できたと感じています。さらに、男女や年代に分け隔てなく異業種の方々とともに受講したことは、当時51歳の私にとっては、とても刺激を受けたことでした。何よりもみんなが「良い店、チームにしたい!」という情熱がすごくあって、それによる色々な発想を感じられたので、車部品販売の世界にいる者にとっていろいろな考え方を学べる機会だったと思います。

弊社セミナー受講後に変化したこと(ご自身)

――1年間に渡る研修を終えて、ご自身に受講前との変化はありましたか?

(石井)
はい、三つあります(笑)。

――ありがとうございます(笑)。

(石井)
一つ目の変化は、今までは上司やマネージャーという立場で教え、それまでの経験上での言動があったのですが、「教える」ということから「伝える」というスタイルのマネジメントに変えようと…。
まだまだ変わっていないのですが(笑)、変えよう、変わっていこうとしていることですね。
答えを言わずに自分の考えや思いを伝え、相手に考えさせ、その考えを聞いて導くように変わってきているなと感じます。


二つ目は、チームで仕事をしていくことが重要だという意識です。一つ目と似ているのですが、以前は「自分が引っ張っていかなくては!」、「俺についてこい!」という感じだったのですが、仕事はチームで動かすということを前提に、いろんな人の意見を聞きながらチームを動かす。それはちょっと時間のかかることだったりするのですが、その方がチームに深く入り込んで進められるようになり、推進力が長く持続します。
三つ目は、相手に伝える「伝え方」が大切だと感じたからこその変化です。エリアマネージャー塾の後半では、コミュニケーションに関わる内容が多かったですよね。当時、私は月に一度40人のスタッフと一人15分の面談を行っていました。今までは、これでわかるだろうと一方的に「ここをしっかりやっていこうよ。一緒に頑張ろう」などと話して終わっていたと思います。受講後は、一人ひとりにどう伝えていったらよいのかを事前にきちんと考えて、整理してから伝えるようになりました。時と場合によっては、事前に練習することもあります。その場での会話の時も、一方的に話をせず、相手の話を聞いてからワンクッションおいて、伝え方を意識して話すように変わってきました。やはり伝え方が大事だと研修を通じて感じました
まだ「変わった」ではなく、「変わってきた」段階ですけれど(笑)。

――そんなことないですよ。周囲の方からも、「石井さんは劇的に変わった」と伺っていますので、研修の効果があったのだと思っています(笑)。

弊社(セミナー)に期待すること

――最後に、エリアマネージャー塾をはじめとするセミナーやワンスアラウンドへのリクエストや期待することはありますか?

(石井)
トヨタ式改善推進室では、販売店、整備工場の従業員の方へ「問題解決ってどんなことだろう?」というトヨタ式の問題解決研修をする機会があります。現在は推進室内のスタッフがやっているのですが、研修ができる人材を作っていきたいと思っています。
ワンスアラウンドの塾を受けていても、講師の方それぞれの講義の仕方があるから成立していると強く感じています。テキストなどがあっても、同じことをしてみろと言われても出来ないと思うんですよ。
やはり、「どう伝えれば良いのか」がポイントだと思います。研修の進行役だけでなく、相手に伝えられる講師に育てられる研修というものができたらと思います。
私はインストラクター塾にだけは参加したことがないのですが、そういう内容ですか?
――はい、インストラクター塾がその役割だったんですね。ただ名称がインストラクター塾だと、インストラクターという職務の呼称が一部の業界にしかなくて、各社に存在しない為、なかなか仕事に必要な要素だと思って頂けないようなのです。しかしながら、「インストラクション」という「教える」ということを仕事にしている人は、世の中にたくさんいると思うんです。そして、自分のやり方に対して「これで良いのか?」と悩まれている方もたくさんいらっしゃると思います。
そこで今秋からは「リーダーのためのインストラクション塾」という名称に変更していこうと思っています。自分自身は十分な力を持っている、販売でいうとプロの販売員、ある分野での優れた技術者などが、教える立場になった時、教え方が上手かというと、全く別の話なんですね。
だから、自分の持っている才能をいかにきちんと伝えるか、その組み立てをどうするかというテーマに沿ったセミナーが「インストラクション塾」になります。これには、先ほどおっしゃっていた社内外の研修を行っている方、これから行っていかれる方にはぜひ受けて頂きたいなと思います。


(石井)
まさに、それがあると良いなと思っていました。
――より皆様のリクエストに近い内容にシフトしていこうと考えています。今まで(インストラクター塾)は、対象としては社内講師というイメージだったのですが、OFF-JTで教えるということだけではなくて、現場に行って指導するとか、そういう時にどのようにすると自分の意図がきちんと伝わるのかなど、リーダーにも共通しますが、特にそれを仕事や役割にしている方に向けて、インストラクション塾を実施していこうと思っておりますので、是非、ご期待ください。

(石井)
私は、ワンスアラウンドの寺子屋、特別寺子屋まで全部(笑)受けました。そして、店長塾も含めてフルコースで受けましたが、全部つながっているんですよね。みんな、全部フルで受けるべきだと思います。寺子屋は受けたけど、店長塾は受けていないという人もいると思うのです。会社のポストや事情もあるでしょうし。でも、寺子屋で物事の考え方を教授して、店長塾で店長が直接マネジメントする、人と仕事をする、関わるということを学ぶ。エリアマネージャー塾では、その上のポジションで、間接的にチームをマネジメントするということを学び、人として育つように連動していると感じました。人として必要なこと、いわば「人育ちの塾」だと思います。

――そこも弊社が考えなくてはいけないところです。おっしゃるとおり、それぞれのセミナーには「PDCAサイクルマネジメントで仕事を進める」、「コミュニケーションをテーマに一人で仕事をせずにチームを巻き込み、チームで目標に向かう」という2本柱が常にあります。それをそれぞれの立場、職位みたいなもので使い分けできる、必要なものを選択できる、そしてトータルプランなどさまざまなプログラムへの要望に応えられるように今後も考えて進化させていきます。本日はありがとうございました。

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